2011年12月05日

2011年07月14日 計測好き2

span style="font-size:x-small;">子供のころから数値を計測することが好きであった。  小学校では温度係・・・登校して気温を見て黒板の隅に書き込むやつ。温度を書き込んでそのまま早引けしたことも何度かある・・・おかげで皆勤であった。   中学校の野球部ではスコア―係り・・・不確実なものを記録してなんになると思っていたので今でも統計学は不得意分野のまま。   高校の山岳部は気象係であった。・・・そのせいか気象予報士のおねぃさん方のランク付けは第二の天性のごとく身についている。

てなわけで、機械式時計の精度(歩度という)なども計測し始めたら止まらない。 時計屋のようなタイムグラファーは望むべくもないがパソコンを使って腕時計のコチコチを分析して精度を計測するソフトがある。マイクでテンプの振れる音(正確には脱進機)を拾い、そのタイミングでテンプの片ブレ(左右回転の不均衡)やスピードを計測する。 ソフトではその様子がグラフで表示されるという寸法・・・

歩度あわせ1.jpg500円のロシア時計があって、こいつは1日2分遅れるのだが、裏蓋を開けて精度補正を行った・・・写真上はマイクロフォン装置に固定されたロシア製時計。



歩度あわせ2.jpg写真下は振り子に例えれば腕のトータルの長さを決める(実はテンプのぜんまいの巻きの強さ)髭もち(大きなレバー)と振り子の腕の途中に触れて振り子のスピードを決定する緩急針(細長いレバー)。



歩度あわせ3.jpg<左のグラフは音をソフトで解析したものだが、一番上は右下がりの2本の線になっている。右下がりは遅れる時計を意味し、2本線(点が2列になる)はテンプの左右の回転量が等しくないことを意味する。

作業はまず2本の線を直線にすることが優先され(テンプの振りを等しくする)その調整を髭もちを回転させる(ぜんまいの強さを変える)ことにより行う。(2番目のグラフはその途中経過)3番目のグラフは線がまっすぐな右下がりになっているがテンプの振りがほぼ良好になったことがうかがえる。

線がまっすぐになったら、髭もちを動かさないように留意しながら緩急針を調整してグラフの線を水平(進遅れなし)に持ってくる・・・・

時計を裏返したり、立てたりしながらもっとも平均的に満足できる調整を求めるが、このロシア製でも日差3秒以内に収まった・・・・尤もボロ時計なので気温や油の状態(500円なのでオーバーホールなど頭にない)ですぐに変化してしまうが・・・。

歩度あわせ4.jpgこいつは戦前からクォーツが出るまで延々と作られ戦闘機にまで積まれたセイコーの懐中時計であるがスピード調整は基本的には80年間変わっていない。(この写真は動いている状態)


歩度あわせ5.jpgテンプの振りはテンプの周りについているネジの出し入れ(バランスの変化)で実施するが(この写真は止まっている状態)、素人には難しいので手を出していない。 それでも緩急針だけで日差1―2秒にできている・・・・

なんか測るもんないか?

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